●使用するソフト
・DVD2AVI (w/ VFAPI Plug-in)
・TMPGEnc 無料版

下準備として、録画したDVD内の[VIDEO_TS]フォルダをHDDにコピーしておきましょう。DVDから直接読み込むとレスポンスが悪くて発狂します。

まずDVD2AVIを起動して、[File]→[Open]を選択します。

コピーした[VIDEO_TS]フォルダの[VTS_01_1.VOB]を開きましょう。

こんな感じにVOBファイルが一括で読み込まれたらOKです。

[Channel Format]は[Auto Select]にしておきましょう。多分これで大丈夫。

最後に[Save Project]を選択して

分かりやすい名前で保存しましょう。このファイルは次で使うので保存先を忘れないようにね！

DVD2AVIの役目はこれで終わり。しばらく待つと、d2vファイルとwavファイルが出力されます。

TMPGEncを起動し、[映像ソース]の[参照]をクリック。

先ほど作成したd2vファイルを開きます。

映像が読み込まれたので、続いて[音声ソース]の[参照]をクリック。

同様にwavファイルを開きます。もしd2vファイルと同じファイル名のwavファイルがない場合は、DVD2AVIの設定が間違ってますので、最初からやり直しです。

両方読み込めたら、右下の[設定]をクリックします。

[ビデオ]タブ内の[サイズ]を320*240ピクセルに変更します。別にこうじゃなくても良いのですが、大工町はいつもこのサイズでやってます。この数値を小さくすると結構動画の容量が削れるので、色々と試行錯誤してみてもいいかも。

[ビデオ詳細]タブ内の[インターレース解除（なし）]にチェックを入れてから、ダブルクリックで設定を開きます。

インターレースの[解除方法]を[偶数フィールド（適応）]にします。別にこれじゃなくてもいいんですが、気分で。

続いて[クリップ枠]のチェックを入れて、ダブルクリックで設定を開きます。

[クリップ枠の設定]の数値を増やして、映像周りの黒い部分をカットしましょう。少し多めにカットすると動画が綺麗に見えます。

[画面配置方法の設定]を[画面全体に表示]に変更します。こうすると縦横比は狂ってしまいますが、動画を最大化して再生するときに綺麗に見えます。多分。

最後に[ソースの範囲]にチェックを入れて、ダブルクリックで設定を開きます。

動画にしたい試合の開始部分にあわせて[開始フレームに設定]をクリック。コマ送り機能を使って丁寧にやりましょう。

同様にして、試合の終了部分にあわせて[終了フレームに設定]をクリックして[OK]で完了です。

[ファイル]→[ファイルに出力]→[AVIファイル]を選択します。

[映像を出力]にチェックが入っていることを確認して[設定]をクリック。

例によって自由なところですが、自分はDivXを選びました。

DivXの場合は[設定]を押して動画の圧縮率を変更します。

自分の設定はこんな感じ。これだと割と容量大きめなので、もっとクォンタイザーの値を大きくしていいと思います。

続いて、[音声を出力]にチェックが入っていることを確認して[設定]をクリック。

自分は[MPEG Layer-3][40 kBit/s]ぐらいでやってますが、もう少し音質下げてもよさそう。

最後に適当なファイル名をつけて[保存]をクリックすれば完成です。

進行状況のバーが100%まで伸びたら出来上がり。動画を再生してきちんとできているかチェックしましょう。

なお、設定が間違っているとせっかく出来上がった動画はゴミクズ同然になってしまいます。慣れないうちは[ソースの範囲]を本来よりかなり短く設定して、数秒の動画を作ってみましょう。それがうまくいったら[ソースの範囲]だけ修正して、本番にチャレンジですね。

例によって沢山動画を作る場合はバッチ処理をすると楽です。まずは[ファイル]→[現在のプロジェクトをバッチリストに追加]→[AVIファイル]を選択。

先ほどと同様に映像と音声の設定をして保存します。

するとバッチリストに追加されます。続いて次の動画を作成し、同様にバッチリストへ追加していきます。

最後に[実行]をクリックすれば、動画のエンコードをまとめて行えるので効率が良いです。寝る前に[実行]を押せば、目が覚めたときには動画が大量に完成してると思います。大量にゴミクズ動画が生成された時の虚無感はやばいですが！

割と必要最低限の事しか書いてませんが、大体こんな感じでいけると思います。分からないこと等あればコメントでお願いします。