ご無沙汰してます。綺です。先日ゲームマーケット2011(電源不要系ゲームの即売会)が行われまして、またホイホイ釣られて買ってきましたよ。
こいつを!(バァーン
いちあさ企画さんの「魔法少女まどか☆マギカ カードゲーム」
…なんてわかりやすいタイトル!
「プレイヤーは敏腕営業地球外生物となって少女を勧誘して魔法少女にし、おだてたり突き落としたりしてエントロピーを稼ぎつつ強力な魔女に育ててワルプルギスの夜でがっつり稼いで実家に帰ろうぜ!!っていうゲームです。」(原文まま)
…良いセンスしてるなって。
ゲームの目的は、魔女を倒すことでも世界を救うことでもなく、エントロピーポイント(EP)とやらを溜めこむこと!
その為には、それ以外のことって割とまったくどうでもいいんだよねーと言う、原作通りのQBの気持ちを体験できるゲームになっております。…ので、まどマギアニメ視聴者以外は、この記事全般スルー推奨だったりそうでもなかったり。
というわけで、ぱぱっと遊び方を説明すると…
0)ゲーム中の場の様子。
何も知らないイタイケな少女3名と、ベテラン魔法少女2名がこんな感じで配置されています。
1)進行手順をざっと説明。
a.まず山から一枚手に取り、確認します。
ソウルジェムや特殊技カードだったら手札に加え、b.に移ります。魔女やQBだったら、直ちに公開しそれらの処理に移ります。
b.手札を使っていろいろします。
・ソウルジェムを使って、少女と交渉&契約。
少女のところに刺さってる裏向きカードをティロ見して、自分が提出したソウルジェムと色があっていれば契約成立!
ちなみに、このプレイを行う時、「僕と契約して、魔法少女になってよ」と宣言することが、ルールで義務付けられています。(本当)
・ソウルジェムを使って、第二次性徴期の少女の心を弄ぶ。
各魔法少女には「現在の心の状態」という形で、常にソウルジェムが置かれています。ここに、手持ちの「同じ色」のソウルジェムをぶつけることで、心の状態が変化することになります。この時、「置かれていたソウルジェムの数字-ぶつけたソウルジェムの数字」を計算し、+だった場合、「希望と絶望の相転移」が起こったことになり、EPが手に入ります。
画像の例だと、9点のEPが手に入ります。
「魔法少女になって願いがかなって舞い上がっちゃってますね。わたし。」
↓
「こんな体にさせられて…」と言ったところでしょうか。
2)山からカードを引いた時に魔女だったり、手番に手札から魔女を投げつけたりすると、戦闘開始!
自分が契約した魔法少女や、フリーランスの魔法少女(ほむほむとあんこ)に手札からソウルジェムを投げつけることで、攻撃を宣言します。
魔女カードに描かれている数値回数分、攻撃を成功させてダメージを与えることが出来れば、魔女を倒したことになり、グリーフシードを(カウンターで管理という形で)ゲット出来ます。
攻撃した場合や弄ばれた時に使用した(された)ソウルジェムは、「穢れ」という形で、魔法少女に蓄積していきます。たくさん溜まると魔女化してしまいますが、グリーフシードを使うと、それまで乗っかっていたソウルジェムを1枚残してすべて捨て札にし、その枚数分のEPを得ることが出来ます。きゅっぷい(マニュアルより抜粋)
大体3~4点ですかね。
…おい、少女の心を弄んだ方が、収入効率良いじゃねぇか…
3)これらを繰り返し山札が尽きると、ワルプルギスの夜戦開始!
生き残った魔法少女達で全力で戦闘するわけですが、割と勝てません(ぉ
しかし、勝っても魔法少女が全滅してもゲーム終了になり、合計EPの高いプレイヤーが、営業成績優秀者として称えられる事になります。
4)その他。
キャラクター毎に特殊能力カードがあり、一撃で魔女を倒したり、一撃で魔女を倒した挙句、自分が魔女化したり、「あなたのためなら、私は永遠の迷路に閉じ込められても、構わない」とか言いながら、EP引継ぎでフルリセットして、ゲームが最初からリスタートしたりします。
手番の最初のドローでQBカードを引いたら、EP一番の人は自動的に手札を全部捨てなければならないというルールもあったりします。
魔法少女と営業活動には、過酷なドラマがあるんやでぇ…。
5)総評
魔女を倒すより、「希望と絶望の相転移」をぶちかましたほうがEPの回収効率が良いとか、全滅しようが何しようが、EPが多ければ万事OK!とか、成績優秀だったのに、ほむほむに巻き戻されてうやむやにされた!とか、さやかとあんこが百合百合だったり、まどかとほむほむが百合百合だったり、まみさんがボッチだったり、さらに特殊ルールでまど神が誕生したり…等々、原作ファンにはたまらない要素が無駄に(良い意味で)てんこもりです。
一回のレクチャーで、プレイの流れはすぐ覚えられますし、さくさく気軽に繰り返し遊べるゲームだと思います。プレイ時間はほむほむ次第ですけど!これが、カード48枚で表現出来るのはすごいなぁ…と。
ワルプルギスの夜カードが欲しかったなーという点だけはちょっと残念でした。
すみません、ワルプルギスの夜ありました!
こんな風に並べると後ろにうっすらと…これはレベルが高い仕掛け!
ワルプルさんはここにいます!これなら分かるはず!
プレイ時間はほむほむ次第ワロタ
凝り過ぎだろjk
素晴らしい
普通に店で売っていてもおかしくないクオリティですね。
こういう世界もあるんだ。
これ通販して欲しい~
HPによると
■魔女カードを上手く並べるとわるぷるさんが出現するよ!
だそうです。
うお!ほんとだ!!
<■魔女カードを上手く並べるとわるぷるさんが出現するよ!
こりゃまいりましたわ・・・すげぇ
初めまして。
私も並んで購入した者の一人です。
まだプレイはしておりませんが、こちらの記事を拝見しましてその時が楽しみです。
ところでワルプルギスの夜が出現するとの事ですが、色盲気味なのか良く分からないのですが、どのような図で見れるのでしょうか?
宜しければ教えて頂ければ幸いです。
>1
ここは私の戦場じゃない…
>2
こういう風に凝ってる作品すばらしい
>3
めくるめく世界へ
>4
通販とかあると気軽にポチる人続出
>綺さん
ちゃんと調べないから!すいません俺も全然気付きませんでした
>猫さん
購入者キタァー
ワルプルさんを見やすくシルエット加工した写真を追加しました!
ワルプルギスの夜を分かり易くシルエット加工して頂きありがとうございました。
右上の部分はぼんやりとあの歯車の部分かな、とは思っていたのですが、全体像が分かりこれですっきりしました。
ゲームマーケット当日は最初間違えて隣のブースに行ってしまい、会場から既に列が出来ているのを見て、大丈夫か、と心配しましたが何とか購入出来ました。
ニコニコでの一挙放送で題材作品を知った友人がいるので近日中にプレイする予定です。
しかし、こうして魔女を見ていると「箱の魔女」「委員長の魔女」と交換可能で「薔薇園の魔女」「影の魔女」カードも欲しくなります。(いえ、それじゃコストかさむので)
>猫さん
よろこんでいただけて何よりです!
プレイするとやはり面白いと評判なので
また近いうちに記事を書きたいところです
随分とあれから時間が経ちましたが友人とプレイしました。
二人プレイだったからか、相手がこちらの勧誘を「それには及ばないわ」と散々妨害して三人と契約を交わすことに成功したり、逆にこちらが少女に希望から奈落のソ底へ突き落すプレイで一方的に点を重ねたりする極端な結果も多かったですが、まど神様は誕生させる事は出来なかったものの、緒戦の魔女戦で杏子とほむらが死亡してループ不可能になったり、杏子がさやかを救うためにループ後の世界も含めて二度連続自爆したり(ただ私がGSを得たかっただけですが)、マミがティロ・フィナーレで魔女を一撃で倒す無双ぶりを誇ったり、まどかがワルプルギスの夜を倒して最悪の魔女になったりして楽しめました。
機会あれば三人以上でプレイしたいものです。
>猫さん
このゲームは原作再現度の高さが凄いですよね。
まどマギ好き同士でやると間違いなく面白い!
あと、競技用ルールってのも別にあるようです。
俺はゲームマーケット行くとこの手のゲーム買いこんでしまうので
行かないようにしてたのだが、この記事読んで行けば良かったと激しく後悔w
でも買ってもサークルにこの手のゲーム遊んでくれるメンツいないんだよな・・・
まどかマギカ大好きです!
ソールジェムダイスキ!!かわいい!